建築士におすすめの副業3選

建築士の副業

こんにちは。ケンチクシのケンです。

皆さんは副業を考えたことはありますか?

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私は20年以上建築の設計をしています。私が就職した頃と比べて建築士の働き方が大きく変わっていることを実感しています。『働き方改革!』を旗印に、仕事の進捗に関わらず深夜残業・休日出勤が減り、在宅勤務が推奨される世の中になるなんて正直想像できませんでした。

この先の社会がどう変わるか分かりませんが、折角自由に使える時間は有意義に使いたいものです。これまで私達はただひたすら設計の作業に費やして来た時間や労力をどう使うのか?友人や家族と過ごしたり、あるいは自分の趣味に没頭するのも良いと思います。

一方で、やっぱり建築が好きで建築系の雑誌やサイトを見たり、実際に建築を見て回る人も多いと思います。色んな分野の本を読んで教養を深める偉人のような方もいると思います。なかには、これまでと違ったかたちでの建築への関わり方や販路拡大を思考する人もいると思います。

私は皆さんに建築士の副業をお勧めしたいと思います。

建築士が副業をすべき理由は3点

日本の大企業が副業を認めるようになって、ネット上でもおすすめの副業が紹介されているのを見た人も多いのではないでしょうか。

では、建築士も副業をやるべきなのでしょうか??まずは、副業をやるべき理由3点を挙げます。

①本業以外での収入源になる。

副業なんだから当たり前と思うかも知れませんが、収入源として期待できることは本業の余裕にもつながるし、うまく行けば副業から企業という展開も可能です。

老後資金問題からもわかるように、人生100年時代に向けて建築士も老後のことを意識した人生設計も進めておくべきです。当面は副業なので無理のない範囲で、でも将来的に続けられ、継続的に収入が得られることが理想です。

②様々な経験・知識を広げることができる。

建築士が設計する建築の種類は多種多様です。それぞれの建築にはそれを使う施主の経験・知識などから出て来る要望を反映して行く必要があります。当然、設計前に参考になる建築を訪問し、具体的な使い方を見せてもらったりします。

これまでと同じ建築を設計するのであればそれで良いのですが、次の時代に求められる建築を思考する際には、その業界が抱える課題や今後の変化をつかみ取り、それを解決するために建築がどうあるべきかを考えることが重要です。

そのためには、建築に関する雑誌や本で知識や技術を身に付けることも重要ですが、社会や経済の動きを敏感に感じ取ることも建築士の職能として重要ですし、副業をやることで建築界の外の経済活動を経験することで建築士としての深みを増すことができます。

③建築士の価値を広く社会に広めることができる。

設計の依頼を受けた施主としゃべってみるとわかるのですが、建築士がどんなことを考えながら設計しているのか、ほとんど知られていません。

美意識が高く、センスの世界で生きている人。デザイン優先のアーティスト。として捉えられることもしばしば。そんな華やかなものでもないのですが・・・。

副業では自分達の考えていることを広く発信し、それに共感してもらえるクライアントと新たに面白い仕事につなげることを目指したいです。

建築士がすべき副業3選

建築士が知識や経験を活かして考えられるのは、図面やパースの作成や建築関連記事の執筆などだと思います。それはそれで良いのですが、どうせやるのなら収益性が高く、本職での知識や経験を活かしながら、建築士の新しい価値につながるものの方が良いと思いませんか?

それでは私がおすすめする副業3選をお伝えします。

と言っても私自身がそれぞれ成功に至っていないので強く言うことができないのは事実ですが、今後も継続して行きます!

①ブログ

パソコンとネット環境があれば、ほぼコストが掛らず自宅で始めることができます。ブログ開設の仕方は、色んな人がブログ等で発信しているのでそちらを参考にしてみて下さい。

私自身は、副業と言いながらも直接広告からの採算を狙うというよりも、自分の考えを整理することが一つの目的としています。一応広告も貼らせてもらっていはいますが・・・。

考えに共感する人とつながることができることもブログの魅力ですね。今後も続けて発信して行きたいと思います。

②YouTube

YouTubeは正直なところ、私自身ほぼ発信できていませんが、自ら設計した建築の説明動画を発信をお勧めしたいと思います。その動画をみて興味を持って下さった方と一緒と建築につくることができたらよい建築ができるように思います。

建築士は、プロポやコンペなど競合と競いながら設計を受注することが多いです。最終段階では審査員の方々の前で提案内容を説明し、最終的には最も評価の高かった1社のみが選定されます。

多くの場合、提案内容と共に会社や建築士の実績、設計料なども評価の対象に含まれています。

どんなに提案内容が良くても、実績が少ない会社はなかなか勝てません。また、実績を上げるために設計料をダンピングされてしまうと体力のない会社は勝てません。実際に公開された審査結果で建築設計の提案内容の点数では1位なのに他の項目を合わせた合計の点数で負けて、最終的に受注機会を失うことも結構多いです。

確かに実績が多い会社を選ぶと安心ですし、有利なのは理解できますが、その優位性を活かして提案でも1位になるべきだと思うのですが・・・。負けは負けなので、審査の仕方にケチを付けても仕方ないですね。逆に、本当は提案で1位の会社を選びたくても実績や設計料をの点数が低いので、選ぶことができないということも起こるこということです。非常に残念ですね・・・。

③株式投資

私自身、非常に少額ではありますが、15年くらい続けています。その間、リーマンショックなどの大きな波があったため、かろうじてプラスになっている程度です。そもそも株を始めた切っ掛けは、社会にある会社を知りたいと思ったことと、お金を増やして私自身が施主側に回れたら面白いなと思ったためです。

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