こんにちは。ケンチクシのケンです。
皆さんは2025年に開催される大阪・関西万博は楽しみですか?
今年(2021)の秋にはドバイ万博が行われますが、次回の大阪万博が世界が新型コロナウィルスを経験し、最初に企画される万博になります。万博は今後の世界の技術や文化を先取りするものだとすると、世界の注目が自ずと集まる会になりますよね!
会場デザインプロデューサーを行う建築家 藤本壮介さん、ライゾマティクスの斎藤精一さん、そのほかテーマ館を企画される8人のアーティストの方々の顔ぶれを見ると、ますます期待が膨らみます。
これまでの開催のように各パビリオンというフィジカルな施設が並ぶアトラクション的なイベントから、リアルとバーチャルなど様々な体験ができる博覧会になりそう!?なのも魅力です。まさにアフターコロナがその世界感を一気に推し進めるイベントになりそうですね。
個性豊かな8人が創り出すテーマ館
皆さんは、テーマ館の企画を担当すする8人のプロデューサーの誰に一番興味がありますか?
●担当テーマ:「いのちを知る」
生命系全体の中にある私たちの「いのち」のあり方を確認する。
福岡 伸一(ふくおか しんいち)生物学者、青山学院大学教授
●担当テーマ:「いのちを育む」
宇宙・海洋・大地に宿るあらゆる「いのち」のつながりを感じ、共に守り育てる。
河森 正治(かわもり しょうじ)アニメーション監督、メカニックデザイナー
●担当テーマ:「いのちを守る」
危機に瀕し、人類は「分断」を経験する。「私」の中の「あなた」を認めるいとなみの行方に、多様ないのちが、それぞれに、護られてゆく未来を描く。
河瀨 直美(かわせ なおみ)映画監督
●担当テーマ:「いのちをつむぐ」
自然と文化、人と人とを紡ぐ「食べる」という行為の価値を考え、日本の食文化の根幹にある「いただきます」という精神を発信する。
小山 薫堂(こやま くんどう)放送作家
●担当テーマ:「いのちを拡げる」
新たな科学技術で人や生物の機能や能力を拡張し、「いのち」を広げる可能性を探求する。
石黒 浩(いしぐろ ひろし)大阪大学栄誉教授、ATR石黒浩特別研究所客員所長
●担当テーマ:「いのちを高める」
遊びや学び、スポーツや芸術を通して、生きる喜びや楽しさを感じ、ともにいのちを高めていく共創の場を創出する。
中島 さち子(なかじま さちこ)音楽家、数学研究者、STEAM教育家
●担当テーマ:「いのちを磨く」
自然と人工物、フィジカルとバーチャルの融和により、自然と調和する芸術の形を追求し、新たな未来の輝きを求める。
落合 陽一(おちあい よういち)メディアアーティスト
●担当テーマ:「いのちを響き合わせる」
個性あるいのちといのちを響き合わせ、「共鳴するいのち」を共に体験する中で、一人ひとりが輝くことのできる世界の模式図を描く。
宮田 裕章(みやた ひろあき)慶応義塾大学教授
8人それぞれに個性があり、どの方も本当に興味が強いです。落合陽一さんや宮田裕章さんは最近ネット上で色んな社会問題や現象に対して語られているのを拝見していて、こんな二人が何を考え、どんな空間を創り出すのか大変興味があります。
また、これまで全く知らなかった中島さち子さんの動画を最近拝見して大変興味を持ちました。何だかわからないけど話をされている言葉の選択や表情を拝見しているだけで、なぜだか不思議と楽しくなります。自身で作曲された「希望の花」のピアノ演奏を聞いていると勇気づけられます。そんな中島さんが創造する「いのちを高める」がどんな世界か非常に楽しみです!
それぞれの方が、これからもメディアを通じて色んな発信をされていますが、世界が注目するこの大役にも関わらず非常に楽しみながら企画されているのが印象的です。河瀬さんの発案で、8人揃って合宿もされたとか。これまでの万博のように、資本主義社会のなか大手企業がその存在を誇示する場にもなっていたテーマ館ではなく、現代の日本、これからの日本を明るくしてくれそうな8人が担当することは非常に良い試みだと思いますし、これこそが資本主義社会の次の社会の在り方を示しているのではという予感がします。
2025年には是非とも会場にも行きたいですし、バーチャルにも参加したい!可能であれば建築の設計でも関わってみたい!
皆さんも期待されていること、期待される方などがありましたら、コメント頂けたら嬉しいです!!みんなで大阪・関西万博を盛り上げて行きましょう!
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