私は子供の頃、人と接するのが苦手でした。少しは友達はいたものの、親友という人はほとんどいなくて、周りで楽しく遊んでいる同級生を見るとうらやましく思っていました。
特別勉強も運動もできるわけでもなく、ルックスが秀でているわけでもないので、特別もてることもありませんでした。
そんな私ですが、40歳を過ぎたころから徐々に吹っ切れたように殻を破るようになり、今はとにかく色んな人と出会いたいと思っています。なぜなら、人は私が持っていないものを必ず持っているからです。そういう目で人を見ると、興味を持てるようになり、好きになりました。もちろんそんな私でも特に惹かれる人と、そうでない人がいます。決してお金持ちだからとか、きれいな女性だからということはありません。(全くないとは言いませんが・・・。金持ちはひょっとしたら自分の生存に寄与してくれるかも知れません。きれいな女性に惹かれるのは男性の生物的に素直な反応です。)
でもやっぱり一番惹かれるのは、自分が求めているのに、まだないあるいは足りないと思っているものを持っている人です。若い時は、そういう人に憧れるだけで終わっていましたが、私の人生にそんな余裕はない。時間の無駄だし、勿体ない。むしろ仲間になって一緒に楽しいことをできたらどんなに楽しいか。だって自分に足りないものをその人は補ってくれるのです。私もうれしいし、その人も求めれることがうれしいはずです!ただ、仲間になってもらうためには、その人に求めるだけではなくメリットがないとgive & takeにはなりません。でも私は人の心を満たすだけのメリットがあるかどうかわかりません。そこで私が考えたのは、私の周りには楽しいことを求め、目をキラキラさせて全力で自分の能力を発揮してくれる人が大勢いるということ。もしも興味があれば、一緒にやらないか!あなたの得意を活かしてくれたらみんな喜ぶ!そして、よりエグイ建築をつくろう!と呼びかけています。金銭的な利害関係よりも、そのコミュニティを求めてくれる場を私はつくりたいと考えています。
そうやって今はとにかく人に声を掛けています。この先どうなるのかわかりませんが、やらない手はない。いつか自分でも想像つかないことをやれる日まで続けようと思います。どうせ死ぬなら思いっきりみんなと楽しみたい!
そんな私は、今私の大好きなパッヘルベルの「カノン」を聞きながらブログを書いています。すでにエンディングテーマのような感じ、いや幕開け前の歓喜に聞こえます!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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